【健康こそ最高の富】予防医療に投資してみた(定期検診、胃カメラ&大腸カメラ、HPVワクチン)

30代の後半にさしかかり健康を気にすることが多くなった。病気になる前にできることをやっていきたい。
きっかけはリベ大の両学長の動画。予防医療に対してお金を払っていく。
といっても私はいたって健康で自覚症状はない。毎年の定期検診のほかにせっかくならやってみるかの軽い気持ち。
・毎年の定期検診
・胃カメラ&大腸カメラ検査(はじめて)
・HPVワクチンの接種(はじめて)
を今年の春にやった。
この記事の内容については、素人が調べた内容であり他人に対して勧める意図ではない。あくまで体験記として読んでほしい。
ビルトです。資産形成につながる内容を発信しています。
きっかけ
両学長の動画
年に1度はリマインドとして見返す動画。
今回は、13:10〜「予防医療」についての内容を実施することにした。
毎年の健康診断
協会けんぽ「生活習慣病の定期検診」

毎年4月に案内が届く。春に定期検診を毎年受けることにしている。
人間ドックより安いからこれにしている。内容は基本的な検査となっている。
協会けんぽが72%補助をし、金額は5,282円。
健康保険組合を持たない中小事業の従業員やその家族が主な加入者で、加入者数は約4,000万人。
「協会けんぽ、6586億円の黒字」
<中小企業の会社員や家族が入る全国健康保険協会(協会けんぽ)は4日、2024年度の決算が6586億円の黒字になるとの見通しを公表した。
15年連続の黒字で、設立された08年度以降で最大の黒字額となった。被保険者数や賃金の伸びで、保険料収入が増加した。
保険料を主とする収入は11兆8525億円で、前年度比で2421億円(2.1%)増。医療費などの支出は11兆1939億円497億円(0.4%)増だった。
支出の内訳は医療費が7兆2552億円、前期高齢者医療への納付金が1兆2863億円、後期高齢者医療への支援金が2兆3332億円だった。
協会けんぽの累計の黒字を示す準備金残高は5兆8662億円となった。>(7月5日「朝日新聞」デジタル)
ピロリ菌、大腸がん検診
胃カメラ、大腸カメラの同日検査ができる

これまで胃カメラと大腸カメラの検査を受けたことがない。細長いチューブを挿入するなんていかにもつらそうだしやりたくない。受診前から憂鬱。
近所の病院でピロリ菌検査ができるところを探しているうちに、両方をできる病院を見つけた。金額は合わせて15,000円ほど。
スケジュールの隙間にそれぞれの検査を予約をしてみると、着信があり「1日で合わせて検査ができる」とのこと。タイパよし。
事前検診
検査日の前に事前検診が必要らしい。
日本のがんの現状や検査についてなど医師から説明があった。30代で検診に来る人はめずらしいようで熱い説明となった。
その後看護師からも、食事や当日の流れについてなどの説明を受けた。合計で30分ほどの事前検診だった。
当日の受診まで

大腸カメラの検査前には準備が大変。
2日前:水分を多めに接種、以下の食品を控える(繊維食品&種のあるもの&脂肪が多いもの)
前日:検査食(任意)を3食
当日:下剤の服用
前日には事前検診で案内があった検査食を食べることにした。
江崎グリコの大腸検査食。1,500円。
朝食:鶏と卵の雑炊
昼食:大根とじゃがいもの鶏そぼろあんかけ、白がゆ
夕食:煮込みハンバーグ、白がゆ
合計670kcal、たんぱく質31.4g
物足りたりないのは仕方がないとして、味はまずまず。一食ずつを大事に味わった。
当日の下剤がまずい(サルプレップ)

一本480mlで、水と交互に飲んでいく。コップ一杯(120ml)を10分かける。
味付けが濃くて飲み続けるのがしんどい。腸内がきれいになれば2本飲まなくてもいいみたい。
1本ちょいで済んだ。助かった。
鎮静剤で眠っている間に検査終了

11時前に病院へ行く。
着替えをし、看護師の案内を受けながら横になり鎮静剤の投与がはじまる。眠気がくる、とかではなく10秒くらいで意識を失った。
検査は2時間ほどだろうか。目を覚ました時にはすべて終わっていた。
検査中の意識がないから細長いチューブを鼻やらお尻から通される痛みは全くなし。めっちゃ楽。
大腸ポリープを切除

意識が戻ってからしばらく安静に待機し、医師からの説明を受ける。
胃と大腸ともに、医学誌に載せたいくらいキレイとのことだった。今後5年(10年)は検査の必要がないほどらしい。
ただ、大腸に小さいポリープがあり切除された。
昔であれば小さいポリープは放置・経過観察が主流だったが、今では機器の発達により「小さくても念のため取る」のが標準となっているそうだ。
HPVワクチン
HPVワクチンとはなに?

両学長の動画ではじめてHPVについて知った。
私が調べた内容を箇条書きにしてみる。素人が書き連ねる内容だからアテにはしないでほしい。
・子宮頸がんの原因、ヒトパピローマウイルス(HPV)
・100種類以上存在
・発がん性のある高リスク型は約15種類
・キスでも感染
・コンドームでも防げない
・感染者の1~2% →がん化
・咽頭(いんとう)がん (特に中咽頭がん)
・肛門がん
・陰茎がん
・尖圭コンジローマ
・男性もワクチン摂取するのが世界の常識!
これらの情報を得て「がんの予防につながるワクチン」だと判断した。
以下のサイトを参照した。
・男性のHPVワクチン接種
https://www.cl-sacra.com/archives/6707
・HPVワクチン男性接種費用助成(任意接種)
https://www.city.setagaya.lg.jp/02015/15364.html
計3回の接種をすることにした

ガーダシル(4価ワクチン)、1回あたり16,500円を計3回接種することにした。総額49,500円。高い。
接種間隔の説明には、「2か月の間隔をあけて2回目の接種を、1回目から6か月の間隔をあけて3回目の接種を受けます」とある。
つまり、
1回目 5月22日
2回目 7月22日(1回目から2ヵ月後)
3回目 11月22日(1回目から6ヵ月後)
のスケジュールで接種する。
注射は肩のあたりにする筋肉注射だった。コロナワクチンよりも痛かった気がする。
3回接種すれば、かなり長期間の効果が期待できる(らしい)。今年の分で終わるなら約5万の出費もまあいいかと納得している。
【まとめ】予防医療への投資
総額84,772円。
・協会けんぽの定期検診:5,282円
・胃カメラ、大腸カメラ:計29,990円
事前検診:1,490円
検査食:1,500円
当日の検査:15,000円
ポリープ切除:12,000円
・HPVワクチン:計49,500円
16,500円 x 3回摂取
来年以降の受診予定

毎年の定期検診は継続する。1年に1回くらいは検診しておきたい。
スケジュールアプリに来年4月の分を記入している。協会けんぽの案内も定期検診を思い出させてくれる。両学長の動画も年1で見返す予定。
胃カメラ&大腸カメラはしばらくやらなくてよさそう。40歳を目安にするか、これから5年を目安にするか、その時の自分に任せる。
HPVワクチンについては今年で終了。
合計8万越えの出費はかなりでかいけど、予防医療への投資と思えば悪くないと思っている。