【北海道5泊6日】5日目 l 歴史のある小樽の街並みをめぐり、朝里川温泉に向かう

昨日のデッドリフト大会への初出場を果たし北海道旅行の目的は果たすことが出来た。今年から始めたトレーニングでの体づくりの成果は出せた。

まだ北海旅行は2日ある。

道央をさらに巡るため小樽に向かう。

前日に小樽運河クルーズだけ予約して、後は成り行きに任せる。

5日目の流れはこんな感じ。

札幌 〜 小樽へ

起床、朝風呂、チェックアウト

8:00 起床。

旅の工程も盛り込み過ぎて睡眠が不足気味だったから久々にぐっすり寝れた気がする。

(引用画像 : ラ・ジェント・ステイ札幌大通)

恒例の朝風呂。夜と朝で男女入れ替わるタイプ。

浴場は一つだけど温質がいい。朝から最高。

今回の旅で確信したけど、私にとってホテルを選ぶ基準で風呂は第一優先。温泉があればベスト。

(引用画像 : GoogleMap)

外はあいにくの雨模様。小樽まで約1時間。

小樽到着

小樽市役所に立ち寄る。他の市役所と雰囲気が違う。

小樽市役所

本館は1933年に完成した鉄筋コンクリート構造の3階建ての建物で、地元有力者からの寄付を受けて新築された。

建物はタイル張りで、正面には茨城産の花崗岩が使用されている。

中央階段にはステンドグラスが装飾されており、小樽市指定の歴史的建造物にも指定されている。

市役所周囲の建物にも歴史を感じさせて面白い。小樽いいかもしれない。

車でグルグル周ってみる。

映画のロケ地でも使用された船見坂。急勾配。意外と車通りが多い。

ずっと雨が降っていたんだけど、写真は一瞬の晴れ間を狙ったもの。

漁港近くに駐車する。小樽の中心部は徒歩で観光できる。

小樽市

北海道で9番目の人口約10万5千人の都市。

古くから貿易や漁業で北海道経済の中心地として栄えた街。

小樽駅から小樽運河周辺には、明治から大正時代に造られた銀行や社屋が今でも残っており、観光スポットは約2km圏内に集中している。

堺町通り

北のウォール街からメルヘン交差点に向かう約1.2kmの通り。

定番のガラスやオルゴール店のほか、さまざまなショップが並ぶ。当時のレトロな建物が再利用されている。

往復する。寿司店を探す。

寿司 魚真(うおまさ)

魚真にぎり(15カン)

魚真にぎり(15カン)を注文する。3,800円。

めっちゃ美味しい。贅沢。この値段はお得。

しかも無料の土瓶蒸しがまた最高。

どれも美味しいけど、シャコ、蟹味噌、アワビ、サーモン、マグロが最高だった。

ご馳走様です。北海道の寿司のいい思い出になリました。おすすめ。

小樽芸術村

小樽は古い街並みをあえて残すことで生存を図っている。

散歩するだけでも面白い。

小樽芸術村

旧三井銀行小樽支店、ステンドグラス美術館、似鳥美術館、西洋美術館の4つの施設からなる。

2016年にニトリグループによって開設。

小樽が栄華を誇っていた20世紀前半の歴史的建造物が活用されており、その時代を彩ってきた日本や世界の優れた美術品、工芸品が展示公開されている。

小樽芸術村については全然知らなかったし、プランとして行くつもりはなかった。

4つの建物の共通チケットがあって良さそう。2,900円。

旧三井銀行 小樽支店

1927年(昭和2年)に竣工した銀行建築。

2022年2月には国の重要文化財に指定される。

地下の貸金庫室。

扉がエグい。

銀行遍歴を眺めるだけでも面白い。

スタンドグラス美術館

旧荒田商会、旧高橋倉庫。

19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作されたグランドグラス。

当時の教会の窓を飾っていた。

近年イギリスでは諸事情により多くの教会が取り壊されたが、これらの作品は破壊を免れ、時代の流れの中で数奇な運命を辿り日本へやって来た。

初めてグランドグラスを鑑賞。

細部にわたるディテールがすごい。

ミュージアムカフェで休憩

2階のカフェで休憩。歩きすぎで疲れた。

似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行 小樽支店)

地下1階から地上4階まであり、アメリカの教会ステンドガラスのほか、近現代の日本画や洋画、彫刻作品などが展示されている。

写真が許されているのは1階のみ。

小樽に来て美術館かよ、って思ってたけどいい意味で裏切られた。

  • 葛飾北斎 「詠歌美人図」
  • 下村観山 「寿老」
  • 横山大観 「龍」
  • 川合玉堂 「雪霽(せっせい)
  • 村上華岳 「聖蓮華」
  • 上村松園 「杜鵑一声圖(とけんいっせいず)
  • 伊東深水 「豊年」
  • ルノワール 「二人のセイレーン 女性像」
  • 岸田劉生 「黒き土の上に立てる女」
  • 森本草介 「碧い椅子の裸婦

が特に良かった。

西洋美術館

旧浪華倉庫。

19世紀後半から20世紀初頭に欧米で制作されたガラス工芸品や家具が展示されている。

小樽芸術村、期待していなかったけど良かった。おすすめ。4施設それぞれが楽しめる。

16時からの小樽運河クルーズまで時間をつぶす。

日本銀行 旧小樽支店

日本銀行の歴史や業務、金融の仕組みを知る

一万円の重さが1g。1億円は一万円が1万枚に相当する。つまり1億円は10kg。

ずっしりした重さを体験する。

職員さんによる展示ガイドツアーが実施されていた。

日本銀行小樽支店これまた当たり。面白い。

小樽運河クルーズ

前日に検索してみるとほどんどの席が埋まっていた。

運よく16時の便が空いていてチケット予約できた。

定番写真スポット

小樽運河

小樽港は北海道開拓の玄関口として発展。艀が接岸できる距離を長くするために、海面を埋め立てることによってできたのが「小樽運河」。大正12年に完成。

海岸の沖合いを埋立てて造られたため、緩やかに湾曲しているのが特徴。珍しい「埋め立て式運河」。

運河の全長は1140mで、道道臨港線に沿った部分の幅20m、通称:北運河は当初のまま幅40m。

10分前に到着。最後尾に並ぶ。

日没ギリギリがおすすめ

(引用画像 : 小樽運河クルーズ)
運河と港を巡る約40分間の新アクティビティ

デイクルーズ1,800円。ナイトクルーズ2,000円。

一日12便運行している。乗員48名。

観光にも便利な小樽運河の中央橋から出発。中央橋~小樽港~北運河~南運河の浅草橋までを約40分かけてくまなく巡る。

操船者であり案内員の女性の解説が面白い。40分の運行がはじまる。

手前3人は女子大生っぽい。楽しそう。

港に出る。

今は使われていない建物。

日没は16時24分。運行中に見え方が刻々と変化していく。

到着する頃には夜になっていた。ライトアップされている小樽運河もいい。

夕食 l ダルオ

スープカレー屋

北海道でスープカレーを食べたかった。発祥の地、札幌で食べたかったけど明日食べれるかわからない。

小樽で良さげな店を発見。駅から近い。

  • たっぷり12品目の野菜カレー 1,200円

お店はいい雰囲気だしカレーは美味しい。ごちそうさまでした。

朝里川温泉ホテル

小樽を観光できたのは半日くらいだったけど満喫した。

古い街並みを残そうとしている小樽にはまだ可能性はある。北海道に来たら一度は訪れるのがおすすめ。

温泉地を目指す

小樽から車で20分ほどに朝里川温泉街がある。

  • 予約サイト Trip.com
  • 8,462円
(引用画像 : 朝里川温泉ホテル)

レトロな建物。昭和にタイムスリップした感じがまたいい。

早速温泉へ。

サウナでととのう

温泉、サウナ、外気浴を繰り返す。

外はおそらく5度を下回っている。普通なら震え上がる寒さ。

だけどサウナ後、外のベンチでくつろいている時に寒さはまったく感じなかった。北海道の夜空と一体になっている感覚。

芯から温まった身体が、ゆっくりと外気に馴染んでいく。これがととのうって事か。

明日は日の出を見る

いよいよ北海道最終日となる。札幌に8時にレンタカーを返却しなければならない。その後、新千歳空港は14時5分の便となる。

ホテルの従業員の女性の方に、日の出が見れるスポットがないか尋ねてみた。

車で15分ほどのところに“望朝橋”があると言う。まさに行きたい場所。GoogleMapの地図では分からなかった。

ちょっとした勇気で尋ねてみて良かった。

明日は5時起床。今日は早く寝ることにする。

1日の支出一覧

計25,882円

  • レンタカー(一日あたり) 6,600円
  • コーヒー(セブンイレブン) 120円
  • 小樽 駐車場 1,000円
  • 魚真 寿司15カン 3,800円
  • 小樽芸術村 2,900円
  • 小樽運河クルーズ 1,800円
  • スープカレー ダルオ 1,200円
  • 朝里川温泉ホテル 8,462円
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