私はApple端末を4台使用している。中でも、iPadを一番よく使っていて愛着がある。
- 11インチ iPad Pro (第2世代)
- iPad mini 6
- 14インチ MacBook Pro(M1)
- iPhone 15 Pro
11インチ iPad Proを5年使用してきて買い替えのタイミングに入ってきている。ここでiPad比較をすることでデスク環境について私なりのベストを考察していく。
現時点で、どのiPadを購入するのか(もしくは見送るのか)、デスク環境がどうなっていくのか(沼に落ちていくのか)、答えは出ていない。
- iPadに興味がある人
- デスク周りを見直したい人
参考になれば嬉しい。
資産形成の観点からも考察していく。
現状分析
13インチ iPad が欲しい
11インチiPad Proを5年間使用してきて大満足している。PCを使わない日があっても、iPad Proに触れない日はない。
ただ使っていくと13インチの大画面が欲しくなってくる。
2024年5月に発売された13インチ iPad Pro (M4)には心が躍った。でも価格は約22万円。高すぎ。ついでにApple Pencil Proも一緒に欲しい。
5年使用で iPadを買い換えようとは元々思っていたから、そのために予算は積み立てている。でも環境が変わった。ブログを始めたこともありデスクワークの時間が圧倒的に増えた。
デスク環境は改善したい。でも 13インチiPadは欲しい。全部に金をかけてられない。この板挟みでYouTubeのデスク周り動画を貪る日々が続いている。
所有している端末一覧
全ての端末金額を合計すると、603,880円。
円安の影響もあって、 iPadとiPhoneの値上がりを感じる。
iPad Pro | iPad mini | MacBook Pro | iPhone | |
スペック | 第2世代 | 第6世代 | M1 | 15 Pro |
重さ | 473g | 297g | 1.6kg | 188g |
価格 | 105,380円 | 59,800円 | 263,900円 | 174,800円 |
発売日 | 2020年3月18日 | 2021年9月24日 | 2020年11月17日 | 2023年9月22日 |
購入時期 | 2020年5月 | 2021年9月 | 2021年12月 | 2024年1月 |
買い換え予定 | 2025年1月 (約4年半使用) | 未定 | 2026年1月 (約4年使用) | 2027年1月 (約3年使用) |
用途 | ブラウジング YouTube視聴 電子書籍 新聞購読 楽天マガジン PDFファイル メール | (外出) 電子書籍 ブログ執筆(サブ) (デスク) 補助 | 動画視聴 腰を据えたデスクワーク 編集/画像•動画 | スケジュール カメラ |
外部モニターを検討中
左側に11インチ iPad Pro 、中央にMacBook Pro、右側にiPad mini。
現在はこのデスク環境となっている。
そして最近、外付けキーボードを購入した。iClever IC-BL06。
元々エルゴトロンのモニターアームを使っていたMacBookの目線が上がったことと、キーボードが打ちやすくなったことで姿勢が改善した。結果としてブログ執筆がしやすくなってモチベーションも上がっている。買ってよかった。
で、この形でデスクワークをしていて、ふと疑問に思った。
“中央にデカい外部モニター置けばもっと生産性上がるんじゃね?”
さらなるデスク環境を追い求めることになってきた。
使用目的の明確化
11インチ iPad Pro (第2世代)
iPadはあくまでコンテンツ消費デバイス。使用時間は最も長いくて、生活に欠かせないものになってきている。
電子書籍Kindle、新聞購読、楽天マガジンでインプットする際に、スクリーンショットを撮って即マーカーでの書き込みができるのは最高。増え続ける写真は読書記録にもなっているし日々の思い出にもなっている。
ブラウジング、YouTube視聴、メール作業などのちょっとした用途にもiPadはいい。PCより気楽だしレスポンスが早い。結果一番触れる機会が多くなっていて半身浴でも使用している。
あと、ブログ執筆のサブ画面としても欠かせないものになっている。
執筆前にあらかじめNOTIONとマインドマップで1時間くらいかけて構成を組む。PCで執筆している時に、隣に置いたiPad上で常に構成を確認している。と言うより、文章という形に書き写しているに近い。
旅先に持っていくならiPadが第一候補になる。インプット、エンタメ視聴、仕事(ブログ執筆)と全てにおいてバランスがいい。
iPad mini (第6世代)
購入して約3年経つ。仕事でもちょっとした外出先でもiPad miniのサイズ感は唯一無二。
でも家の中ではそんなに使わなくなくなってきていて勿体無い。デスク環境見直しのタイミングで出番を増やしてあげたい。
iPadの大画面、外部モニター購入の判断材料のジョーカーになる可能性は持っている。
ちなみに外出時にブログ執筆をできる体制を最近作った。合計約620g。
- iPad mini + ペンシル 300g
- iClever IC-BL06 174g
- スタンド 144g
14インチ MacBook Pro(M1)
購入して約3年が経ったけどまだまだ現役。性能、価格、バッテリー持ちなど最高コスパ。
ただ困ったことにMacBook Proでも16インチサイズが欲しくなってきている。うん、大きいサイズの画面が好きなんだと執筆しながら再確認している。
購入するなら1年後の2026年。おそらくM5チップになっているはず。ワクワクしてくる。
デスク環境を考えるにあたって、MacBook Proをメインに据えた運用はカッコいい。ここに集約する。それはそれで簡潔ではあるし、元々はその想定でいた。
PC一台で乗り切る運用をするのか、外部モニターやiPad大画面化で生産性向上を狙っていくのか悩ましい。
13インチ iPad比較表
さてここからiPadを比較していく。
私が候補にしているのは、13インチ iPad Pro (M4) と、13インチ iPad Air (M2)。いま使用している11インチ iPad Pro も一応載せておいた。
自分の興味があるiPadをぜひ比較してほしい。(Apple)
結論から言うと、13インチ iPad Air (M2)で十分なスペックは満たしている。ほとんどの人にとって最適解になる。と私自身に言い聞かせている。
iPad Pro 13インチ (M4) | iPad Air 13インチ (M2) | iPad Pro 11インチ (第2世代 | |
チップ | M4 | M2 | A12Z Bionic |
価格 | 218,800円(256GB) | 128,800円(128GB) 144,800円(256GB) | 105,380円(256GB) |
ディスプレイ | Ultra Retina XDR タンデムOLED ProMotionテクノロジー 最大1,000ニト | Liquid Retina IPSテクノロジー ー 最大600ニト | Liquid Retina IPSテクノロジー ProMotionテクノロジー 最大600ニト |
カメラ | 12MP広角カメラ ProResビデオ撮影 | 12MP広角カメラ | 12MP広角カメラ 10MP超広角カメラ |
オーディオ | 4スピーカー | ステレオ(横向き) | 4スピーカー |
USB-C | Thunderbolt/USB 4 | ー | ー |
認証 | Face ID | Touch ID | Face ID |
Apple Pencil Pro対応 | ◯ | ◯ | x (第2世代◯) |
厚さ | 5.1mm | 6.1mm | 5.9mm |
重量 | 579g | 617g | 471g |
13インチのProとAirの価格差としては、
- 128GB →90,000円
- 256GB →74,000円
13インチ iPad Pro (M4)の良さは一言で集約できる。
“M4チップを積んで、モニターとスピーカーがめっちゃいい”
投資対効果の考察
デスク環境の組み合わせ
- iPadをどうするか
11インチ iPad Pro を継続して使う
13インチ iPad Pro (M4) に買い換える
13インチ iPad Air (M2) に買い換える
- MacBook Proをどうするか
14インチのままでいいか
16インチにするのか
- 外部モニターをどうするか
導入する
導入しない
組み合わせは12通り。
この中で現状有力な候補を4つ上げてみる。
懸念点
この12パターンが頭の中をグルグル駆け巡っているんけど、そもそもの懸念点を書き出しておく。
- 11インチ iPad Pro のままで問題ないんじゃないか?
5年使ってきてめっちゃ良かった。まだまだ現役でいける。13インチにしたいって言うのがキッカケだったけど、外部モニターを検討している現在11インチで満足するべきじゃないかというモヤモヤが拭いきれない。8年間を目安に使い込んでみたい気持ちもある。
- iPadに触れる機会が減ってきてる?
映画などの動画視聴は減った。なぜならPCの方が画面が大きいから。外部モニターを導入するとさらに頻度が減ることが予想される。
- MacBook Pro、外部モニターに予算を割くべきじゃないか?
ウェルビル2.5のテーマである資産形成にiPadは不向き。iPadが登場した時にすでにジョブスによって示されていたようにコンテンツ消費デバイスだから。でも日常の満足度を間違いなく高めてくれる。そこが難しいところ。
①資産形成につなげるには
” 外部モニター x 11インチ iPad Pro (現状維持) “
この組み合わせが資産形成という観点は最適だと思う。
外部モニターによって生産性が上がって、かつ出費が最小限に抑えられている。
MacBook Pro、iPad、外部モニター、全ての端末の最上位を揃えることは現実的ではない。オーバースペックになるだけ。自身に必要なスペックを満たしたものでデスク環境を作るべきだ。
富とは、後で何かを買うための、まだ取られていない選択肢だ。その価値は、将来的に今よりも多くのものを買う選択肢や柔軟性、成長をもたらすことにある。(第9章)
貯金とは、「収入からエゴを差し引いたもの」である。富は、目に見えない。つまり富とは、将来、より多くのものや選択肢を手に入れるために、今買うものを抑えることで生まれるものなのだ。(第19章)
『サイコロジー・オブ・マネー / 一生お金に困らない「富」のマインドセット』モーガン・ハウセル著
気分が上がるものを
外部モニター x 13インチ iPad Pro (M4)
①で引用しておいてなんだけど、オーバースペックの13インチ iPad Pro (M4)を購入してみるのもあり。なぜならずっと楽しみにしていた機種だし、毎日のテンションが上がるから。
5年使ったとすると、一日120円の日割り計算になる。なんなら7、8年は使えてしまう。
この最高端末を毎日触れることができるのは何にも代え難い。と自分に言い訳してみる。
あと、13インチ iPad Pro (M4)にしておくと、出張先でMacBook Proが要らなくなるというメリットもある。荷物を軽量化することが出来る。
③中間案
外部モニター x 13インチ iPad Air (M2)
比較表を作成して改めて思ったけどスペック的にはiPad Airで十分。
外部モニターを導入しつつ、13インチiPadが手に入って、コスト的にも落ち着いている。悪くない選択肢ではある。
④シンプル
MacBook Pro(14インチor16インチ) x 13インチ iPad
現状のデスク環境を維持しつつ各端末のスペックを上げる作戦。
何よりシンプルなところが良いし、デスク環境構築沼に陥らない選択肢であるとも言える。
Apple信者ぬふぬふの名言
ひたすらYouTubeを見まくっているんだけど、ぬふぬふさんのApple端末選びには参考になる部分が非常に多い。名言を紹介しておく。
“アップル製品は組み合わせてナンボ”
- iCloud連携
- AirDrop
- Sidecar
- ユニバーサルコントロール
- ユニバーサルクリップボード
- クイックルック連携
私のように4つの端末を使わなくとも、Apple端末を組み合わせることによって至上の体験が待っている。一度この便利さを味わってしまうと他のデバイスを使う気にならなくなってくる。
“iPhoneは生活を変える、Macは仕事を変える、iPadは人生を変える”
これに尽きる。
iPadがめっちゃ好きだからこそ最高の端末である13インチ iPad Pro (M4) が欲しい。
とここまで書きつづってきたけど、iPadを購入するかどうか現時点で決まっていない。
2025年1月を目安にデスク周りを含めた結論を出していきたい。