ここ1、2ヵ月はデスク改善のことばっかりを考えている。
待ちに待った13インチiPadを買い替えるタイミングが近づいてきたことと、今年の9月からブログを始めたことでデスク時間が圧倒的に増えてきているから。
生産性の向上を第一とし、外部モニターを購入することにした。
これまで14インチMacBook Proと、iPad2台を使ってデスク作業をしていて、外部モニターを使うのは初めてのことになる。外部モニター初心者としてウルトラワイドモニターのファストレビューしていく。
- 10日間使ってみて、ウルトラワイドモニターは最高
- 21:9のウルトラワイドの画面比率こそデスクモニターとしてあるべきサイズ
と思っている。
ウルトラワイドモニターを探している人、デスク環境を見直したい人に参考になれば嬉しい。
【導入の背景】
iPadを買い替えるべきなのか
11インチ iPad Pro (第2世代)を5年使ってきてiPadには愛着があるし、端末として触っている時間はもっとも多い。
今度買い換える時は13インチ iPad Pro (M4) にするぞとワクワクしながら資金を貯めていたんだけど、ふと疑問に思った。
「(このブログのテーマである)資産形成にiPadは繋がってこない?」
限りある予算の中で、資産形成と生産性向上のためのデスク改善を考え続けることになった。
そこでApple純正のStudio Displayを検討した。219,800円。
外付けキーボード、Magic Trackpadを含めると、25万を超えてくる。
外部モニター選びの参考2つ
いったん外部モニターのことは忘れてiPadを買い替えるのか、MacBook Proのモニターサイズを16インチにするか、など悩んでいたんだけど他の外部モニターにするという選択肢が出てきた。
【コスパ最強ディスプレイ】Macユーザーで4Kディスプレイ買うならコレ!LG 32インチ4Kディスプレイ32UN880-Bの良いところ5つとデメリットについて
LGという韓国メーカーのモニターがいいらしい。価格も6、7万円台である。しかも34インチはアップル純正にはないメリット。
11月後半からのAmazon BLACK FRIDAYのタイミングも重なり、LGモニターをチェックしていたらウルトラワイドモニターの34インチに行き着いた。
- 34インチで作業効率アップ
- Studio Displayの1/3以下の価格
ということで確信めいたものがあった。
【製品スペック】LGウルトラワイドモニター l 34WQ75C-B
スペック表
画面サイズ | 34インチ |
解像度 | 3440 x 1440 |
パネル・タイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア(非光沢) |
アスペクト比 | 21:9 |
色域 | sRGB 99% (CIE1931) |
コントラスト比 | 1000:1 |
輝度(標準値) | 300 |
曲率 | 3,800R |
最大リフレッシュレート | 60 |
モニタースタンド | 高さ調整 0〜110mm チルト -5〜20° 横向 x 回転 x |
端子類 | USB-C x1 USB-A(3.0) x2 HDMI 2.0 x2 DisplayPort x1 |
USB-C機能 | 映像出力 ◯ PD給電 ◯(90W) データ転送 ◯ |
10日ファーストレビュー
- IPS液晶がキレイ
解像度が3440×1440と十分。色の発色もいい。このレベルの製品を10万円以下で出せるなんてと驚く。
- USB-Cを一本つなぐだけなのがラク
MacBook Proとつなぐだけ。ケーブル配線の煩わしさがない。PCに給電もされる。
- 付属スタンドが使いやすい
上下がスムーズにできる。モニターアームを別途購入する必要は全然なかった。デカいモニターがそこにいてくれればいいし、常にモニターの平行がとれているのがいい。
- 十字スティックが使いやすい
モニター操作は十字スティックのみ。直感的で分かりやすい。
- スピーカーはおまけ程度
横に置いてあるMacBook Proから音を流している。映画視聴の時なんかは、34インチの手前に置いていて、MacBook Proからの迫力十分な音を感じられる。外部スピーカーは不要。
ウルトラワイドモニターってどうなの?
メリット3つ
- メリット1 情報量が圧倒的に多い
デスクに置いたときの第一印象は「デカっ!」だった。34インチは存在感がありまくり。
情報量が多いことはメリットしかなくて、作業がはかどる。
- メリット2 画面3分割がかなり使える
私はブログ執筆の際に、
左マインドマップ(構成)、中央WordPress(執筆)、右notion(メモ)
としている。一枚の画面で完結できるのは非常にやりやすい。
その他、メール/メッセージ/LINEにするとか、よく使うサイトを常に3つ表示させておくとか他にも3分割の使い道は多い。
- メリット3 動画視聴(シネスコ)時に画面いっぱいになる
映画館で見るような横に広い映像の時に、普通のPCモニターだと上下に黒帯が入ってしまう。
21:9というウルトラワイドモニターの画面比率が生きる。横長の画面いっぱいの映像には迫力がある。
疑問点
初の外部モニターを購入する私にも疑問点はあった。
- ウルトラワイドモニターじゃなくてもいいんじゃない?
一度横に広い画面を体験すると、普通のPC画面が物足りなく感じる。
なんでもっと早く導入しなかったのかと後悔するレベル。
- 湾曲ってどう?
穏やかな湾曲で、正面からだと全く気にならない。むしろ見やすい。
動画視聴の時にも湾曲は気にならない。
- PC画面で十分じゃない?
ノートPC一台に集中するメリットは確かにある。でもデスクワークをしてくなら外部モニターは作業効率による時間短縮につながる。この効果は一度外部モニターを導入するとずっと続く。初期投資として導入するのがおすすめ。
- 34インチ?27インチ?
デスクが狭くて圧迫感を感じるようなら27インチにしておくのが無難。
でも34インチはウルトラワイドモニターの王道らしくて、モニターは大きいに越したことはない。
- 液晶の違いは?
IPS方式(IN-Plane-Switching)
◯色の再現性がいい、視野角が広い、
△コントラスト比を上げにくい、価格は高め
VA方式(Vertical Alignment)
◯深く締まった黒を表現、コントラスト比が高い、価格は手頃
△応答速度が遅い
気になるところ
ウルトラワイドモニターの気になるところも上げておく。
- 目を動かす幅が大きい
- マウスカーソルを見失う
- 目への光がダイレクト
34インチという大画面のメリットの裏返しになる。
34WQ75C-Bとして、最小輝度でもモニターが明るく感じる。目への刺激をできるだけ穏やかにしていきたい。
【まとめ】LGウルトラワイドモニター l 34WQ75C-B
生産性、モチベーションが爆上がり
34インチウルトラワイドモニターを付属スタンドで使っている。デスクの主役となった。
MacBook Proは、もともと使っていたエルゴトロンアームのまま34インチの横に鎮座している。スピーカーの役目も果たしている。
左右には11インチ iPad Pro (第2世代)と、iPad mini (第6世代)がいる。
最高の体勢が整った。
LG「34WQ75C-B」はウルトラワイドモニターの品質としてもおすすめできる。
外部モニターを導入することで13インチ iPad Pro (M4)の購入は見送ることにした。MacBook Proの買い替えも14インチで良さそうな気がしている。
デスク環境の予算として、トータルとして出費は抑えられた。外部モニターを導入して良かった。
目への刺激が悩みになった
デスク環境については答えが出てスッキリしている。生産性を上げるために特化したデスク環境となった。このブログテーマの資産形成にもつながっている。
34インチウルトラワイドモニターは最高に気に入っているんだけど、長時間作業は目への刺激がダイレクト。36歳のおじさんには辛い。
- モニター設定はブルーライト低減モード
- Apple製品は基本ダークモード
で対処している。
あと、充電式ホットアイマスクを購入した。やんわり目を温めてくれるうちに眠りに落ちる。買って良かった。
SALUAホットアイマスク(→ Amazon)