
2020年5月、11インチ iPad Pro (第2世代)を購入して、それから約5年が経った。iPadが最も好きな端末で毎日触っている。
iPadの比較記事を書いて冷静になるように努めてみて、資産形成の視点から購入見送りの判断をした。しかし「13インチiPadが欲しい」との気持ちが毎日頭をよぎる。
4月1日、ついに13インチ iPad Pro (M4)を購入した。
256GB 218,800円。
3月があまりに忙しかったのと収入の目処が立ったことが大きい。最後は「えいや」で決断した。
iPadを比較・購入検討している人
iPad好きな人
に参考になるようにまとめていく。
ビルトです。資産形成につながる内容を発信しています。
【結論】13インチ iPad Pro (M4)は最高
13インチにしてよかった

Apple店舗で実物にはすでに触れていたが、家で開封してみると端末のデカさ、液晶の綺麗さにテンションが上がる。
ノートPCの液晶部分だけが目の前に現れた感じ。今まで使ってきたiPadとはモノが違う。13インチは存在感がある。
Ultra Retina XDRディスプレイ
タンデムOLED
ProMotionテクノロジー(120Hz)
4スピーカーオーディオ
厚さ5.1mm、重量579g
といったハード部分の進化は、これ以上のものがあるのかと疑問になるほど素晴らしい。
いいものに触れているな、と実感しまくっている。
iPadで出来ることは変わらない

M4チップ搭載の13インチに買い替えたとて出来ることは変わらない。私がiPadでやることといえば、
【プライベート】
・ブラウジング
・YouTube
・Kindle
・楽天マガジン
・新聞(電子版)
・動画サブスク
・家計簿(MoneyForward)
【仕事】
・GoodNotes 6
・NOTION
・メール
・ChatGPT
くらいのもの。用途としてはプライベートと仕事で混ざっているものが多いけど、大した使い方をしているわけではない。あくまでインプット端末。
・Split Viewの二分割でも大画面
・ブラウジング、メール返信が効率化
・動画視聴が快適
・ちょっとだけ動作が早くなった
(楽天マガジン、GoodNotes 6など)
・AIが使いやすくなる
(ChatGPT、NOTION AI、Apple Intelligence)
これらのインプットのいい内容については、すべてスクリーンショットにして写真で保存している。
私にとってのインプット記録であり備忘録。振り返りに最適。
【iPad比較表】スペックは十分。ハードの違いだけ
iPad Pro 13インチ (M4) | iPad Air 13インチ (M3) | iPad Pro 11インチ (第2世代) | |
チップ | M4 | M2 | A12Z Bionic |
価格 | 218,800円(256GB) | 128,800円(128GB) 144,800円(256GB) | 105,380円(256GB) |
ディスプレイ | Ultra Retina XDR タンデムOLED ProMotionテクノロジー(120Hz) 最大1,000ニト Nano-texture(1TB、2TBのオプション) | Liquid Retina IPSテクノロジー ー 最大600ニト | Liquid Retina IPSテクノロジー ProMotionテクノロジー(120Hz) 最大600ニト |
カメラ | 12MP広角カメラ ProResビデオ撮影 | 12MP広角カメラ | 12MP広角カメラ 10MP超広角カメラ |
オーディオ | 4スピーカー | ステレオ(横向き) | 4スピーカー |
USB-C | Thunderbolt/USB 4 | - | - |
認証 | Face ID | Touch ID | Face ID |
Apple Pencil Pro | ◯ | ◯ | - |
Apple Intelligence | ◯ | ◯ | - |
ミー文字 | ◯ | - | ◯ |
厚さ | 5.1mm | 6.1mm | 5.9mm |
重量 | 579g | 617g | 471g |
セットアップと周辺機器
裸で運用する(薄くて軽い)

M4チップ搭載のiPad Proになってハード面が進化した。本体がさらに薄型&軽量化している。
その恩恵を感じるために、あえてケースや液晶保護シートはつけない。
薄さと軽さを毎日感じている。大事に使うのはもちろんだけど、日々使うものとして酷使もしている。
スタンドを小さくした
軽量化したことによりスタンドを小さくすることができた。1,000円程度のミニスタンドで十分。
デスク周りをスッキリできる。
以前に使っていたBoYataのしっかりスタンドは半身浴専用のスタンドとして使っている。
ピッタリの収納ケースを見つけた
裸で運用するとして、さすがに外出時にはケースに入れておきたい。
・軽いものがいい
・クッション性があるもの
・ピッタリめのサイズがいい
この条件に合う最高のケースが見つかった。
11インチサイズを選ぶ(内寸 31.5cm x 22.5cm)
実測 : 77g
楽天市場で1,090円
Majextand Mが使える(ドッキングシートを購入)


公式ページには「※4.7〜10.9インチのスクリーンサイズで500g以下のデバイスに対応」とあるが、13インチ iPad Pro (M4)でも使える。
縦横ともに使うため2枚のシートを貼っている。横は安定しているが、磁石の強さでいうと縦使用はギリギリ。
なるべくスタンドを軽量化したい人にはアリな選択になる。
Apple Pencil Proを購入
ついでに購入してしまった。公式価格21,800円。高い。
私は楽天市場で購入した。19,500円、2670ポイント付与。実質16,830円。それでも高い。
・傾きを感知(線の太さや濃さを調整)
・筆圧検知
・ホバー(触れる位置を事前に表示)
・ダブルタップでツールを切り替え(パレットを使わなくていい)
・バレルロール(軸の回転によりペンツールなどの向きを変更)
・スクイーズ(素早くパレットを表示)
・触覚フィードバック(ツール切り替えの操作ミスを防げる)
・「探す」アプリで検知可能
・ワイヤレスで充電
・電源を入れなくていい
サードパーティのものと比較して、使って便利だと感じだとのは最後の3つ。
いい機能はあるのだが、私にとっては今まで使ってきてサードパーティのもので十分。価格は2〜3,000円。
純正は外出時には持ち出すことはないと思う。失くしたくない。
外出先に最高
インプット端末として最高、仕事の用事もこなせる、荷物を軽量化したい、といったニーズに応えてくれる13インチ iPad Pro (M4)。
総重量は、
13インチ iPad Pro (M4) 579g
Apple Pencil Pro 19g
Majextand M 74g
ドッキングシート2枚 13g
iClever IC-BL06(折りたたみキーボード) 174g
ケースを含めたとしても1kgを切る軽さ。
【まとめ】13インチ iPad Pro (M4)を購入して
コストパフォーマンス分析

218,800円は確かに高い。めっちゃ高い。
以下のやり方で私は実質25%オフで購入している。
・楽天市場でApple Gift Cardを積み立てる(ポイント還元10%)
・経費に落とす(法人税率15%分)
となると、実質164,100円。少なくとも5年は使っていきたい。
一年あたり 32,820円
一日あたり 89円
一日100円以下で13インチ iPad Pro (M4)を使える。毎日最高。
「最も好きなものにはお金をかけた方がいい」

一度は購入見送りの判断をした13インチ iPad Pro (M4)。
使うたびに毎回気分が上がるし、満足度が高い。
スペックが上がったことによる恩恵はわずかだか、ちょっとした作業効率はこの後もずっと続いていく。
iPadに限った話ではないが、自分が最も好きなものにはお金をかけた方がいいと実感している。13インチ iPad Pro (M4)の購入は、その投資額に見合ったものだった。